「アイデアが出ない人」が一生たどり着けない発想法
天才は作らず、構造を持ってくる
「企画が思いつきません」
「新しいアイデアが出ません」
この悩みを抱えている人は、ほぼ100%ある勘違いをしています。
それは、
アイデアは生み出すものだと思っていること。
でも実際に、ヒットを量産している人たちは、
アイデアを生み出していません。
彼らは、すでに存在する構造を持ってきているだけなのです。
アイデアとは「過去の組み合わせ」である
アメリカでベストセラーになった有名な言葉があります。
「アイデアとは、過去に存在したものの新しい組み合わせである」
これは感覚論ではなく、事実です。
例えば、
- カレー
- 肉じゃが
この2つはまったく別の料理に見えますが、構造で見ると同じです。
肉+じゃがいも+にんじんを煮る
最後に味付けをする
味付けをカレーにするか、醤油にするかの違いだけ。
構造は完全に同一なのです。
ヒット漫画も、実は同じ構造でできている
例えば、
- ドラえもん
- こち亀
まったく違う漫画に見えますが、構造は同じです。
- 主人公が困る
- 便利な手段を手に入れる
- 欲を出す
- 失敗する
- 元に戻る
ドラえもんは「道具」
こち亀は「商売ネタ」
中身が違うだけで、物語の骨格(構造)は同一なのです。
なぜ「ゼロから考える人」は失敗するのか?
多くの人は、こう考えます。
- 新しいアイデアを考えなきゃ
- 誰もやってないことをやらなきゃ
でもこれは、一番やってはいけない思考です。
なぜなら、
- 何が面白いか分からない
- 何がウケるか分からない
- 再現性がない
というギャンブルになるからです。
一方で、プロがやっているのはこれです。
すでにウケた構造を、別の文脈に移植する
これなら、
- ウケた実績がある
- なぜウケたか分析できる
- 再現できる
「勝ちパターン」になります。
デスノートを少女漫画にするとどうなるか?
この話が、最も分かりやすい例です。
デスノートの構造
- 主人公(ライト)が
- 人を殺せる道具(ノート)を手に入れる
- 天才探偵(L)がそれを疑う
- バレないように頭脳戦が始まる
これをそのまま少女漫画にすると、
ノートで人が死ぬ → NG
そこで、構造だけ残して中身を変えます。
- 主人公の女の子が
- 「相手の本音が分かるスマホ」を手に入れる
- それを疑う存在が現れる
- 恋と秘密の頭脳戦が始まる
これが「ラブスマホ」。
これはオリジナルではありません。
デスノートの構造を少女漫画に移植しただけです。
しかし、読者から見れば全く新しい作品になります。
TikTok・マーケティングに当てはめると
あなたがやっている仕事は、実はこれと同じです。
キャバクラでバズった構造
↓
焼肉屋に移植
↓
介護業界に移植
↓
採用アカウントに移植
これは、
バズった構造を、別の業界にコピーしているという行為。
「企画を考えている」のではなく、
構造を移植しているだけ。
だから、再現性が出るし、
なぜ伸びたかを説明できるのです。
なぜ「データ × 構造」が最強なのか
もし、
- どの構造が
- どの業界で
- どんな数値を出したか
を持っていたらどうなるか?
それはもう、
アイデアを作る会社ではなく、
勝ちパターンを配る会社になります。
これは、クリエイティブ・営業・広告すべてで最強です。
まとめ
アイデアが出ない人ほど、
「何か新しいものを考えよう」として詰みます。
アイデアが出る人は、こう考えています。
「これは、何と同じ構造だろう?」
カレーと肉じゃが。
ドラえもんとこち亀。
デスノートとラブスマホ。
すべては構造の移植です。
オリジナリティとは、ゼロから生むことではなく、組み替えること。
この視点を持てた瞬間、
アイデアは無限に作れるようになります。