TikTokのフォロワーが増えない|「面白い」と「次も見たい」は別のことです

TikTokのフォロワーが増えない

最終更新日:2026年10月13日
執筆・監修:豊田優人(株式会社BEEM 代表取締役)

この記事はこんな方に向けて書いています
  • 会社のTikTokで再生数はそれなりに出ているのに、フォロワーだけが動かない中小企業のマーケ・販促担当者の方
  • フォロワー数を社内の報告指標にしていて、その数字が伸びず説明に困っている方
  • 「プロフィールを整えましょう」「毎日投稿しましょう」という記事を読んで一通りやったのに、変化がなかった方
先に、読む人を1回だけ絞らせてください
この記事は「再生は出ているのに、フォローという行動が起きない」という状態だけを扱います。そもそも直近の投稿がどれも数百〜数千再生で止まっているなら、これはフォロワーの問題ではなくリーチの問題です。その場合は「TikTokが伸びない|原因の半分は市場の構造です」のほうが役に立ちます。本記事に、再生数が出ない原因の話は出てきません。
先に、この記事の結論をお伝えします

再生数は伸びているのにフォロワーが増えない。この状態が起きるのは、「1本が面白いこと」と「次も見たいこと」を、同じものとして扱っているからです。再生数もいいねも、その1本に対する評価です。ところがフォローだけは、これから先に出てくるものに対する予測です。だから片方が伸びても、もう片方は動きません。では、その予測はどうやって立つのか。弊社代表の豊田が「バズっても成果に変わらないアカウント」の特徴として挙げるのは、何をしている会社か分からない/会社の信頼性を担保できるものがない/どこで知ってもらいどこへ送るかのチャネル設計がない、の3つです。前の2つが、そのまま予測が立たない理由になっています。この記事は、この2つを自分のアカウントで確認する方法まで下ろします。なお本記事は、フォロー率の合格ラインや、何ヶ月増えなければ企画を変えるべきかを断定していません。理由は2章の診断チャートと10章に、それぞれの場所で書いてあります。

部屋のソファでスマートフォンを操作する女性
イメージ(写真:photoAC)

この記事の担当範囲|「増えない」には2種類あります

「TikTok フォロワー 増えない」で検索する人は、実は2つのまったく違う状態に分かれています。

  • 動画がそもそも見られていない。直近10本がどれも数百〜数千再生で止まっている。だからフォロワーも増えない
  • 動画は見られている。数万〜数十万再生は出ている。それなのにフォロワーの数字だけがほとんど動かない

この2つは、症状が同じで原因がまったく違います。前者はリーチの問題で、後者はフォローという行動が起きない問題です。にもかかわらず、たいていの記事は両方を1本にまとめて「フックを強く」「プロフィールを整えて」「毎日投稿して」と並べます。だから、どちらの人にも半分しか効きません。

ですので、この記事は後者だけを担当します。再生が出ていない方は、この先を読んでも収穫がありません。いま読むべきなのは別の記事です。弊社のTikTok関連記事の役割分担を、先に置いておきます。

いまの状態 読むべき記事 その記事が扱っていること
再生数そのものが出ていない/再生は出ているが、応募も問い合わせも増えない TikTokが伸びない|原因の半分は市場の構造です 前半はリーチの問題(市場の構造で説明がつく部分と、自社で直せる部分の切り分け)。後半に再生が出ても成果が出ない場合の外部導線を扱う章があります
画面に並んでいる数字の意味が分からない TikTokインサイトの見方 数字の読み方。どの画面のどこを、どの順番で見るか
数字は読めるが、次の1本にどう反映するか分からない TikTokアナリティクスの使い方 数字の使い方。この数字がこうなら次はここを変える、という対応
再生は出ている。でも、フォローという行動だけが起きない この記事 見られた人が、なぜフォローという行動に進まないのか。応募・問い合わせの側は上の1本目が扱っています

なぜ、わざわざ送り返すのか

正直に書くと、記事としては読者を送り返さずに全部書いたほうが滞在時間は伸びます。それでも分けているのは、この2つを混ぜて書くと、どちらの読者も打ち手を間違えるからです。

再生が出ていない状態でプロフィールを作り込んでも、そのプロフィールを見に来る人がいません。逆に、再生は出ているのにフックの作り方を練習しても、すでに見られているものをもっと見られるようにする作業になります。どちらも真面目な努力なのに、詰まっている場所とずれています。

【診断チャート】いま起きているのは、どのタイプですか

ここから先を読む前に、自分がどの行に当たるかを決めてください。行によって、この記事のどこへ進むかが変わります。該当する行が複数あるなら、上の行から順に潰してください。

いま起きていること 手元で確認すること そこで起きていること 行き先
A:そもそも再生が出ていない(直近10本がどれも数百〜数千で止まる) 直近10本の再生数を、そのまま縦に並べる(ここで言う再生数は、動画の再生開始回数です。リプレイは除外されます※1) フォロワーではなくリーチの問題です この記事の担当外です。「TikTokが伸びない|原因の半分は市場の構造です」へ
B:再生は出ている。でもフォロワー数がほとんど動かない 直近10本で、いちばん再生された本といちばん再生されなかった本の、フォロワー増加数を並べる。差がほとんど無ければBです 動画を見た人の中に、次に何が出てくるかの予測が立っていない状態。その動画を見ても、何をしている会社か分からない可能性があります 3章→4章
C:プロフィールには来ている感触がある。でもフォローされない プロフィールの表示数が見られる画面にあれば、それとフォロワー増加数を並べる。ただしフォロー率が何%あれば合格かは、代表への確認が取れていません。他社の基準ではなく、自社の直近10本の中でどの本が高いかという相対で見てください 来てはいるが、次も見る価値がありそうだ、と思える材料が置かれていない状態 4章を読んでから6章
D:フォロワーは増えた。でも応募も問い合わせも増えない 増えたフォロワー数と、同じ期間のホームページのアクセス数・応募数を並べる フォローという行動は起きています。詰まっているのはその先=送り先の設計です この記事の担当外です。「TikTokが伸びない|原因の半分は市場の構造です」に、再生は出ているのに何も起きない場合を扱う章があります。そちらへ(本記事7章にも導線の考え方だけ置いてあります)
E:ある数字で止まる。あるいは、ある時期から急に増えなくなった —— ここは弊社として答えを持っていません。フォロワー数の天井ごとに原因が違うのか、特定の時期に失速が起きるのかについて、代表への確認が取れていないためです。他社の記事にある段階別の診断表を借りてくることもしません 断定しません。代わりに、まずB・Cのどちらに当たるかで切り分けてください。同じ「止まっている」でも打つ手が違います
F:何ヶ月増えなければ、企画を変えるべきかを知りたい —— 数値としての基準を、弊社は出せません。代表への確認が取れていないためです。確認の取れていない数字を基準として置くくらいなら、空欄のままにしておくほうがましだと判断しました 期間ではなく「同じ型を何本続けたか」を数えてください(理由は3章にあります)

EとFに「答えを書いていない」ことについて補足します。この2つは、このキーワードで検索する方が最も知りたい部分だと理解しています。それでも書かないのは、弊社が確認できていないことを、それらしい一般論で埋めた瞬間に、この記事全体が他の記事と同じものになるからです。代わりに、代表への確認が取れている範囲は3章から7章に全部出します。

診断の芯|フォローされないアカウントは「何をしている会社か分からない」

代表に「バズっても1円にもならないアカウントの特徴は何か」と聞いたことがあります。フォロワーの話ではなく、成果の話として聞いた質問です。ですが返ってきた答えが、そのまま「再生は出ているのにフォローされない」の診断そのものになっていました。

豊田優人

何をしている会社か分からない。会社の信頼性を担保できるものがない。加えて、どこで知ってもらってどこへ送るのかのチャネル設計がないまま、TikTokのオーガニックだけで完結させようとしているアカウントです。

3つ挙がっています。順番に、フォロワーの文脈に置き直します。このうち②が本記事の芯で、次の4章まるごとを使います。

①「何をしている会社か分からない」=次に何が出るか、予測できない

ここで起きているのは、こういうことです。動画は面白い。だから最後まで見られる。数字も出る。ですが見終わった時点で、その会社が何をしている会社なのかが分からない。分からないので、次に何が出てくるのかも想像できない。想像できないものは、フォローされません。

これは「プロフィールの文言が悪い」という話ではありません。プロフィールを見に行く前の段階、動画そのものの中に、会社の輪郭が一切映っていないという話です。企業アカウントで、面白さだけを追いかけて作り込んだ結果、いちばん起きやすい状態でもあります。

ここを自分で確かめる方法と、その後にやること

【確かめる】直近で最も再生された1本を、社内の人ではない誰か——できれば自社の業界を知らない人に見せて、こう聞いてください。

「この動画を出しているのは、何をしている会社だと思う?」

答えられなければ、それが原因です。プロフィール欄を見せる前に聞くのがポイントで、動画だけで答えられるかどうかを見ています。

【答えられなかったときにやること】プロフィール・固定している1本・ホームページの3か所で、「何をしている会社か」が数秒で分かる状態を作ってください。3か所と書いたのは、動画から来た人がたどる順番がこの3つだからです。この打ち手は、外に頼むかどうかを判断する記事「TikTokコンサルは必要か|頼む前に確認する12項目」でも、①の状態に当たった会社が発注より先にやることとして同じものを挙げています。

ただし、想像できすぎるのも同じ結果になります

①の裏返しの話を、ここで1つだけ入れておきます。「次に何が出るか分からない」の反対側に、「次に何が出るか分かりきっている」という状態があります。

直近10本を並べて、型が何種類あるかを数えてみてください。10本出していても全部同じ型なら、ユーザーから見れば1本見たのと同じです。もう中身は知っている。だからフォローして次を待つ理由がありません。本数を増やしても、試した企画は1つのままです。

つまり狙うのは両端のどちらでもなく、会社の輪郭は毎回一貫していて、中身は毎回違うという状態です。輪郭が一貫しているから予測が立ち、中身が違うから次を見る意味が残ります。この「予測が立つ」という話を、次の4章で最後まで分解します。

③「チャネル設計がない」=そもそも増やす意味が設計されていない

3つ目だけ、①②とは階層が違います。①②が「なぜフォローされないか」なのに対して、3つ目は「フォローされたとして、その先に何があるのか」の話だからです。

ここが決まっていないアカウントは、フォロワーが増えても何も起きません。5章と7章で扱います。

この記事が「プロフィールを整えましょう」と書かない、の意味
誤解のないように、2つに分けて書きます。弊社が判定を出していないのは「プロフィールを整えればフォロワーが増えるか」という通説の◎△×のほうです。代表には、世の中で言われている項目を1つずつ判定してもらう質問をしていますが、判定はまだ取れておらず、プロフィール整備はその中に入っていません。ですので「整えれば増えます」とは書けません。
一方で、「何をしている会社かが分かる状態を作る」こと自体は、上のboxのとおり、①に当たった会社が先にやることとして弊社の他の記事でも同じものを挙げています。この2つは別の話です。整えること=フォロワーが増える、は保証できない。ただし何をしている会社か分からない状態は、フォロー以前のところで効いている。本記事が扱うのは後者のほうです。

【本題】「1本が面白いこと」と「次も見たいこと」は、別のことです

ここからが、この記事のいちばん重要な章です。3章の②「会社の信頼性を担保できるものがない」を、フォロワーの文脈に最後まで下ろします。

フォローは、過去の1本への評価ではありません

まず、ユーザーが押すボタンを2つに分けてください。

  • いいね・シェア・コメント=いま見たこの1本が良かったという、過去形の評価。その場で完結します
  • フォロー=この先に出てくるものも見たいという、未来形の予測。まだ存在しないものに対して押しています

再生数も、いいねの数も、前者の側にあります。アカウントの数字のうち、フォロワーだけが未来形の指標です。

ここが、「再生は出ているのにフォロワーが増えない」の正体です。再生数を伸ばす努力は、前者を積み上げます。ところがフォローは、後者が成立しないと押されません。この2つは同じ坂の上下ではなく、別の坂です。だから片方だけがいくら伸びても、もう片方は動かないままになります。

言い換えると、こうなります。「面白かった」は、フォローの理由になりません。面白さはその1本の中で消費されて、そこで満たされます。満たされたものは、次を待つ理由を残しません。むしろ、きれいに完結している動画ほど「もう見た」で終わります。

予測が立つには、2つ必要です

では、未来形の「次も見たい」はどうやって生まれるのか。分解すると2つです。

  • (1)次に何が出るか、だいたい分かる——これが3章の①です。会社の輪郭が映っていれば、次に何の話をする人たちなのかが分かります
  • (2)次も見る価値がありそうだ、と思える——これが3章の②です。分かったうえで、その相手に自分の時間を先払いしていいかの判断になります

企業アカウントをフォローするというのは、ユーザーから見れば自分のおすすめ欄にその会社を常駐させるという決定です。ここにはコストがあります。以後、その会社の動画が優先的に流れてくる。外れが続けば、自分の時間が削られます。だから(2)には、「この会社なら、外れてもまあいい」と思えるだけの判断材料が要ります。

そして、面白い動画をどれだけ積んでも、その判断材料にはなりません。面白さは1本ごとの出来事で、次の1本が同じように面白い保証にならないからです。むしろ作り込まれた動画だけが並んでいると、中の人がどういう人たちなのかは、かえって見えなくなります。代表の言う「会社の信頼性を担保できるものがない」は、フォロワーの文脈ではここに当たります。

だから、埋めるのは「面白さの量」ではありません

ここが実務としていちばん効くところだと思っています。フォロワーが増えないとき、多くの現場が最初に増やすのは面白さの量です。企画を尖らせる。編集を作り込む。本数を増やす。ですが上のとおり、面白さは(1)にも(2)にもなりません。(1)は会社の輪郭で、(2)は人の輪郭だからです。

やることは、面白さを削ることではありません。面白い動画の隣に、外から人が判断できる材料を置くことです。何が材料になるかについて、弊社の中にある具体的な答えは6章に1つあります。ただしその前に、いま自分のアカウントで(1)と(2)が起きているかを確かめてください。

「次も見たい」が生まれているかを、確かめる方法

3章と同じく、自社の業界を知らない人に見てもらいます。ただし今度は1本ではなく、直近の3本を続けて見せてください。1本では起きないことを見ているからです。3本見せたあと、プロフィールも開いた状態で、2つ聞いてください。

質問1「次にこの会社から動画が流れてきたら、何が出てくると思う?」
→ 答えが出てこなければ、(1)が立っていません。3章の①に戻ってください。逆に「さっきと同じようなやつ」しか出てこない場合も、(1)は立っていますが次を見る理由が消えています。3章の後半に戻ってください

質問2「この会社には、どういう人がいると思う?」
→ 「面白い人」しか出てこないなら、(2)の材料が置かれていません。役割でも、雰囲気でも、何をしている人かでも構いません。人の像が1つでも返ってくれば、材料は置かれています。

3章の質問(何をしている会社だと思う?)は1本で聞き、この2問は3本続けて見せてから聞く。この違いが、そのまま「その1本の評価」と「次への予測」の違いです。

この章の状態を、数字で判定する方法は弊社にはありません

正直なところを書いておきます。ここまでの(1)(2)が満たされているかどうかを、フォロー率のような数字で判定する基準を、弊社は持っていません。合格ラインについて代表への確認が取れていないためです(10章のQ5)。上の2つの質問は、その数字の代わりに置いているものです。

手元の数字で近いことをするなら、直近10本のフォロワー増加数を並べて、増えた本と増えなかった本で「何が違ったか」を1行で書けるかを試してください。書けるなら、それが自社にとっての(1)(2)の中身です。書けないなら、まだ差が偶然の範囲にあります。

フォロワー数は、そもそも何のための数字ですか

ここで一度、記事の向きを変えます。ここから書くのは、このキーワードで検索した方にとって、たぶんいちばん聞きたくない話です。

代表に「これからTikTokを始める企業は最初の1本に何を撮るべきか」と聞くと、撮る話が返ってきません。返ってくるのは「撮る前に、どこで自社を知ってもらうのかのチャネル設計を先に決めろ」で、知名度のある会社なら再生数は0でいいとまで言っています。この発言そのものは「TikTokが伸びない」と「TikTokコンサルは必要か」でも扱っているので、ここでは繰り返しません。本記事が引き取るのは、この発言をフォロワーの側に置き直したときに何が言えるか、だけです。

フォロワー数は、手段のほうです

置き直すとこうなります。設計すべきなのは「どこで知ってもらい、どこへ送るか」であって、フォロワー数はその設計の中で必要になったときに初めて意味を持つ数字です。逆に言えば、送り先が決まっていないアカウントにとって、フォロワー数は増えても減っても何も変わらない数字です。

ですので、フォロワーが増えないことに困っている状態は、実は2通りに分かれます。

  • 送り先が決まっていて、そこへ人を流すためにフォロワーが必要——この場合、増えないことは本当の問題です。3章・4章が効きます
  • 送り先は決まっていないが、フォロワー数が社内の報告指標になっている——この場合、直すべきなのはアカウントではなく指標の置き方かもしれません

後者は、決して珍しくありません。むしろ企業アカウントでは多数派だと思っています。月次の会議でフォロワー数を報告する運用が先にあって、その数字を上げること自体が仕事になっている。この状態だと、4章の(1)(2)を直しても報われた感じがしません。数字は多少動きますが、それで何が良くなったのかを説明できないからです。

そもそも、フォローしない訪問者がいます

もう1つ、フォロワー数を指標にしにくい理由があります。代表が直近1年の変化として挙げているものの中に、転職を検討するときに企業のSNSまで調べるのが当たり前になった(とくに20代)という項目があります。

この人たちは、見終わってもフォローしません。フォローする必要がないからです。社名で調べて、知りたいことが分かれば用は済みます。そして、すでに自社に興味を持った状態で来ているという意味では、企業アカウントにとっていちばん価値のある訪問者かもしれません。

つまりフォロワー数は、この層をまったく数えていない指標です。しかも彼らが見ているのは、3章①の「何をしている会社か」と、4章(2)の「どういう人がいるか」——フォローの条件とまったく同じものです。3章・4章を直す作業は、フォロワーが増えなくても、この層に対しては効いています。社内でフォロワー数が伸びない説明をするときの材料になるはずです。

代表が反対しているのは、この構造です

代表に「SNS界隈でよく言われているが、本気で反対している主張は何か」と聞くと、そのうちの1つが「TikTokのオーガニック運用だけで採用・認知が完結する」という考え方への反対です。弊社が自社の予算配分から外しているのも、オーガニックだけで認知を取りにいく戦略と、TikTokだけに予算を寄せることの2つです。これは他社への批評ではなく、弊社自身が降りた判断です。

フォロワー数を目的に置くというのは、構造としては「TikTokの中だけで完結させる」という設計を選ぶこととほぼ同じです。TikTokの中の数字だけで成果を定義しているからです。運用支援をしている会社が「TikTokだけに寄せない」と言うのは商売としては都合が悪いのですが、ここで嘘をつかないことのほうが大事だと思っています。

処方箋①|信頼性は、トップが自分の言葉で話すと担保される

4章の(2)「次も見る価値がありそうだ、と思える材料」に対する、弊社の中にある具体的な答えがこれです。

代表に「再生数を成果に変える導線をどう作ったか」を聞くと、最初に出てくるのは投稿の話ではありません。

豊田優人

ライブ配信です。会社のトップや役員が、ライブで何を考えているかを話す。そうするとコンテンツとのギャップで会社の中身が伝わって、信頼性が担保されるんです。それで採用につながりました。

「ギャップ」という言葉がすべてです

ここで大事なのは、ライブ配信という手段そのものではありません。コンテンツとのギャップという部分です。

普段の投稿が作り込まれた面白い動画であるほど、見ている人の中では「そういうノリの会社」という像だけが積み上がります。その像しかない状態が、4章で書いた「人の輪郭が無い」です。そこにトップが出てきて、編集されていない状態で自分の考えを話す。面白い動画の裏に、こういう考えの人がいたのか——これが、4章の質問2に対する答えが返ってくる状態です。

逆に言えば、普段の投稿とトップの発言が同じトーンなら、ギャップは生まれません。ライブをやること自体が効くのではなく、普段見せている顔と違う顔を、同じアカウントの中に置くことが効いています。

ライブができない場合に、何が代わりになるか

先に書いておきます。ライブ配信以外の代替手段について、代表への確認は取れていません。プロフィールの書き方、固定動画に何を置くか、広告をどう組むかといった設計の詳細も、確認が取れているのはここまでです。ですので、この記事で「ライブができないなら代わりに○○を」と具体策を並べることはしません。

そのうえで、上の言葉から確実に取り出せる条件を1つだけ書いておきます。普段のコンテンツとギャップのある形で、中の人の考えが出ていること。この条件を満たす形式が自社にあるかどうかを、まず社内で探してみてください。条件のほうを持ち帰っていただければ、形式は自社の事情で選べます。

処方箋②|TikTokの中で完結させない

3章の③に対する処方箋です。代表の答えは、先ほどのライブ配信ともう1つ、こちらです。

豊田優人

TikTok単体で完結させないことです。TikTokで知る、ホームページを検索する、求人媒体や応募へ。このクロスチャネルの導線を作ります。

この線に「フォローする」は入っていません

ここで書かれている流れは3段です。TikTokで知る → ホームページを検索する → 求人媒体や応募へ。注目してほしいのは、この流れの中に「フォローする」という行動が入っていないことです。TikTokで知った人は、フォローしなくてもホームページを検索できます。

つまり、この設計が先にあれば、フォロワー数は成果の必要条件ではなくなります。フォロワーが増えないことに悩む前に確認すべきなのは、この3段の線が自社にあるかです。

3段の線を、1行で書けるか確認する

紙でもメモアプリでも構いません。次の1行を、いま書けるか試してください。

「うちのTikTokを見た人は、(    )で会社を確認して、(    )に来る」

書けないなら、フォロワーの数字をどれだけ動かしても、その先に受け皿がありません。書けたら、そのページが実際にTikTokから来た人にとって分かりやすいかを見に行ってください。TikTokの動画を見た直後の人が見て、同じ会社だと分かる状態になっているかが確認ポイントです。

この線を引くと、たいてい2つ目の段で詰まります。TikTokでは崩した空気感の動画を出しているのに、検索して着いたホームページはまったく別の会社に見える、という状態です。6章のギャップとは逆で、こちらはつながりが切れているギャップです。トップの人柄が伝わるギャップは信頼を作りますが、同じ会社だと分からないギャップは離脱を作ります。

なお、フォロワーは増えたのに応募も問い合わせも増えない(2章のD行)という状態については、原因も打ち手も本記事の範囲を超えます。「TikTokが伸びない|原因の半分は市場の構造です」に、再生は出ているのに何も起きない場合を扱う章がありますので、そちらをお読みください。

【一次データ】会社の輪郭が映る動画は、再生数を捨てる選択ではありませんでした

ここで、弊社の実測を出します。ただし先に、この記事で出せないものをはっきりさせておきます。

この記事に、フォロワー転換の実測値は出てきません
弊社が動画ごとの数字を転記している記録シートには、フォロワーの列がありません。入っているのは再生数・いいね・コメント・シェア・保存・エンゲージメント率・尺・ジャンル・投稿日です。ですので「再生数◯回につきフォロワーが◯人増えた」という自社の実測を、この記事は1つも出しません。他社の記事にある転換率の目安を借りてきて自社の数字のように書くこともしません。以下に出すのは、3章・4章の打ち手を実行するときに社内で必ず出る反論に、自社の数字で答えられる範囲までです。

「会社の話をすると再生されない」は、少なくとも弊社では起きていません

3章①の打ち手(会社の輪郭が映る動画を置く)を社内で提案すると、ほぼ必ず返ってくる反論があります。「会社の紹介みたいな動画は再生されない」です。ここを、記録シートのジャンル列で確認しました。

ジャンル(シートの記載どおり) 本数 平均再生数
Comedy(面白さで作った動画) 71本 2,056,313回
Diary & VLOG(社内の様子が映る動画) 17本 1,975,929回
Work & Jobs(仕事そのものの動画) 1本 3,700,000回

読み方は2段階です。

  • Comedyと Diary & VLOG の差は、ほとんどありません。205万回に対して197万回で、差は4%ほどです。本数もそれぞれ71本・17本あります
  • Work & Jobs は1本しかありません。2025年1月に投稿した、退職代行について会社として話した1本で、370万回。参考までに、同じ2025年に投稿した15本の平均再生数は168万9,627回です。ただし1本なので、ここから傾向を読むことはできません。「そういう1本があった」以上のことは言えません

言えるのは1つだけです。「会社の輪郭が映る動画にすると再生数を捨てることになる」という前提は、少なくとも弊社の記録では成り立っていませんでした。3章①の打ち手は、再生数とのトレードオフとして構えなくて大丈夫です、ということです。

そして、いちばん再生された動画は、いちばん反応された動画ではありません

もう1つ、4章の議論の傍証になる数字を出します。記録シートを2通りに並べ替えました。1つは再生数の多い順、もう1つはエンゲージメント率(いいねやコメントなど、見た人が起こした反応の割合)の高い順です。

並べ方 1位になる動画 その動画のエンゲージメント率 その動画の再生数
再生数で並べたとき ホワイトデーの回 5.41% 8,300,000回
エンゲージメント率で並べたとき 元消防士の回 7.27% 3,000,000回
  • エンゲージメント率の上位10本のうち、再生数の上位15本にも入っているのは4本だけ。残る6本は再生数では上位15本に届いていません
  • いちばん再生された8,300,000回の動画のエンゲージメント率は5.41%で、上位10本の中に入りません(10本目が5.78%)
  • エンゲージメント率が最も高かった動画の再生数は3,000,000回。再生数では上位15本の外です

ここから言えるのも1つだけです。「たくさん見られた」と「見た人が動いた」は、同じ順番に並びません。4章で書いた話——1本への評価と、その先への行動は別の軸にある——の、いちばん手前にある形がこれです。社内の報告で再生数だけを並べていると、いちばん再生された本=いちばん人が動いた本という前提で次の企画を決めることになりますが、弊社の数字ではその前提が成り立ちませんでした。

そして言えないことを、もう一度書きます。エンゲージメント率が高いことと、フォローされることは別です。上の表からフォロワー転換について何かを結論づけることは、弊社にはできません。列が無いからです。ここを埋めるには代表への追加確認と、シート側の記録項目を増やすことの両方が要ります。

この集計の範囲と、原典から何を落としたか
原典は弊社(株式会社BEEM)の記録シートに転記のある136本の全行(2020年9月〜2025年5月投稿分/合計2億7,353万回再生・平均エンゲージメント率3.88%)です。この章では2つの集計を出しており、使っている範囲が違います。
①ジャンル別の表=136本すべてを使っています。ジャンル名はシートに記録されている値をそのまま載せたもので、弊社が記事のために分類し直したものではありません。Work & Jobs は1本のみです。
②順位の比較=再生数の上位15行とエンゲージメント率の上位10行だけ(両方に入る4本を除くと21本)を使っています。残る115本は、この比較では見ていません。抽出基準は「再生数で並べた順位と反応の割合で並べた順位が一致するかどうか」だけを見るためです。
読むときの注意も3つあります。①無作為抽出ではありません。この136本は反響の大きかった動画から順に記録シートへ転記されたもので、伸びなかった動画は多くが含まれていません。②時系列が偏っています。136本のうち84本が2021年の投稿で、2021年の平均エンゲージメント率は4.50%と他の年より高く出ています。とくに②で使った21本は18本が2021年で、うちエンゲージメント率の上位10本は10本すべてが2021年2月16日〜4月30日の投稿です。全体よりさらに強く偏っている範囲だと思ってお読みください。なおジャンル別の内訳が年ごとにどう散っているかは、この抜き出しからは分かりません。③エンゲージメント率の算出式はシートに記載がなく、いいね数とコメント数だけでは再現できません。他社の公表値と定義が一致しない可能性があります。

今週やることの一覧

ここまでの内容を、着手しやすい順に並べます。原因を疑う順番ではありません。順番の体系については、弊社としてまだ確定情報を持っていないためです。

やること 何が分かるか
2章の診断チャートで、A〜Fのどの行かを決める そもそもこの記事が担当する問題なのかどうか(A・Dなら別記事へ)
直近で最も再生された1本を、業界外の人に見せて「何をしている会社だと思う?」と聞く(3章) 答えられなければ、次に何が出るかの予測が動画から立ちません
同じ人に直近3本を続けて見せて、「次は何が出ると思う?」「どういう人がいると思う?」の2つを聞く(4章) 「次も見たい」の2条件のうち、どちらが欠けているか
直近10本のうち、同じ型の動画が何本あるかを数える(3章) 10本出していても全部同じ型なら、ユーザーから見れば1本見たのと同じです
普段のコンテンツとギャップのある形で、中の人の考えが出る場を社内で探す(6章) 信頼性を担保するものが自社に用意できるかどうか
「うちのTikTokを見た人は、( )で会社を確認して、( )に来る」を1行で書いてみる(7章) 書けないなら、フォロワーを増やしても受け皿がありません
フォロワー数を社内の報告指標にしているなら、何のための数字かを1行で書けるか確認する(5章) 書けないなら、直すべきなのは指標の置き方かもしれません

1つずつ変えてください。同時に変えると、何が効いたのか分からなくなります。

TikTokのフォロワーが増えないときのよくある質問

答えられる質問と、答えられない質問を混ぜて並べます。答えられないものには、その理由と、代わりに手元で確認できることを1つずつ添えました。

目標人数は出せません。というより、人数を先に決めること自体が順番として逆だと考えています。代表の結論は「撮る前に、どこで自社を知ってもらうのかのチャネル設計を先に決めろ」で、知名度のある会社なら再生数は0でいいとまで言っています(5章)。決めるべきは「どこへ送るか」で、必要なフォロワー数はその設計から逆算されます。

異常かどうかを判定する基準を、弊社は持っていません(Q5もご覧ください)。ただ、この状態は2章のBに当たります。再生数といいねは「その1本が良かった」という過去形の数字で、フォローだけが「この先も見たい」という未来形の行動です(4章)。前者がいくら伸びても、後者は別の条件で決まります。まず3章と4章の3つの質問を、業界外の人に聞いてみてください。

この質問には、2つに分けてお答えします。「整えれば増える」という通説の◎△×判定は、弊社は出していません。代表には世の中で言われている項目を1つずつ判定してもらう質問をしていますが、判定はまだ取れておらず、プロフィール整備もその中に含まれていないためです。
一方で、「何をしている会社かが数秒で分かる状態を作る」ことは、3章の①に当たった場合に先にやることとしておすすめしています。プロフィール・固定している1本・ホームページの3か所です。増えることを保証はできませんが、この状態が無いままだと4章の(1)が立ちません。画面のどこに何が出るかについては「TikTokインサイトの見方」で扱っています。

◎△×の判定は出していません。Q3と同じ理由です。代わりに1つだけ確認できることを挙げると、本数ではなく「同じ型を何本続けたか」を数えてください(3章)。毎日投稿しても全部同じ型なら、ユーザーから見れば1本見たのと同じで、フォローして次を待つ理由が残りません。本数を増やす前に、型が何種類あるかを数えるほうが先だと考えています。

合格ラインの実数値は書きません。代表への確認が取れていない項目です。他社の記事にある数値を引いてくることもしません。算出の前提が違う数字を横に並べても、比べたことにならないためです。代わりにおすすめしているのは、他社の基準ではなく自社の直近10本の中での相対で見ることです(2章のC)。どの本が高く、どの本が低かったか。その差を1行で説明できるかどうかが、次に何を変えるかの手がかりになります(4章)。

弊社として、実在するともしないとも言い切れません。代表への確認が取れていない項目です。ただ、仮にそういうものがあるとしても、それはアカウント全体に効くはずのものです。再生数のほうは出ているという時点で、リーチが抑えられている説明とは噛み合いません。ですのでこの状態は、4章の「次も見たいが生まれていない」として見たほうが手を打てる形になります。

作り直すべきタイミングの基準を、弊社は持っていません。代表への確認が取れていない項目です。ただし、作り直しは3章の①③も4章の(1)(2)も1つも解決しません。作るものが同じで、送り先も決まっていないなら、アカウントが新しくなっても同じ結果になります。9章の上から3つを先に済ませることをおすすめします。

この質問には答えられません。正直に書きます。弊社が始めた最初の3ヶ月の数字も、フォロワーがどの時点でどの水準に届いたのかも、記事に書ける形で確認が取れていません。再生数の記録は残っているのですが、フォロワーの推移は同じようには残っていないためです。自社の話ですら出せないものを、他社の一般論で埋めることはしません。この項目は追加で確認を進めているところで、取れ次第この記事に追記します。

画面の見方そのものは本記事の担当範囲ではないので、「TikTokインサイトの見方」に譲ります。1つだけ先に書いておくと、フォロワーの増減は単体の数字で見ても意味が取りにくいので、その動画の再生数に対して何人増えたかという形で見てください。企画ごとの差が見えるようになります。このとき分母にする再生数は、リプレイを除いた再生開始回数です※1。なお指標には「総再生時間を再生回数で割る」といった形で算出式が公開されているものもあります※2ので、自社内で並べて比べるときは同じ定義の数字同士かどうかを先に確認してください。

広告は「知ってもらう」側の手段で、フォロワーを増やす手段ではありません。代表の設計でも、無名の会社ならリーチは広告で取り、そこからホームページや求人媒体へ送るという順番になっています(5章)。つまり広告を入れると、フォロワーを経由しない線が引けるようになります。フォロワーが増えない問題が解決するのではなく、フォロワーを必要としない設計に切り替わると考えるほうが近いです。詳しくは「TikTok広告とは?費用・始め方・効果」で扱っています。

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まとめ:フォロワーは、目的ではなく通過点です

最後に要点をまとめます。

この記事の要点
  • 「フォロワーが増えない」には2種類ある。再生が出ていないならリーチの問題で、この記事の担当外。フォロワーは増えたのに応募・問い合わせが増えない場合も担当外。本記事はフォローという行動だけが起きないケースを扱った
  • この記事の芯は「1本が面白いこと」と「次も見たいこと」は別ということ。再生数もいいねもその1本への過去形の評価で、フォローだけがまだ存在しない次の1本への予測。だから片方が伸びても、もう片方は動かない
  • 予測が立つ条件は2つ。(1)次に何が出るか、だいたい分かる(=会社の輪郭が映っている) (2)次も見る価値がありそうだ、と思える(=人の輪郭が見えている)。面白さの量は、どちらにもならない
  • この2つは、代表が挙げる「バズっても1円にもならないアカウント」の特徴——何をしている会社か分からない/会社の信頼性を担保できるものがない——そのもの。3つ目のチャネル設計がないは、フォローされた後の話
  • 確認方法は3つの質問。1本見せて「何をしている会社だと思う?」/3本続けて見せて「次は何が出ると思う?」「どういう人がいると思う?」。答えの出方で、(1)(2)のどちらが欠けているかが分かる
  • 処方箋は2つ。①ライブ配信——トップが何を考えているかを話すと、コンテンツとのギャップで会社の中身が伝わり、信頼性が担保される ②クロスチャネル導線——TikTokで知る→ホームページを検索する→求人媒体や応募へ。この線に「フォローする」は入っていない
  • 自社の実測で言えたのは2つ。会社の輪郭が映るジャンルの平均再生数は、面白さで作った動画とほとんど変わらなかった(Comedy 71本=205万回/Diary & VLOG 17本=197万回)。再生の大きさと反応の大きさは、同じ順番に並ばない。記録シートにフォロワーの列がないため、フォロワー転換率の実測はこの記事に1つも出していない
  • フォロー率の合格ライン・天井ごとの原因・撤退の期間・アカウント作り直しの基準は断定していない。代表への確認が取れていないため、診断チャートと10章のそれぞれの場所で、書けない理由と代わりに確認できることを添えた

今日からやることは、これだけです。

  1. 2章の診断チャートで、自分がA〜Fのどの行かを決める
  2. 直近で最も再生された1本を業界外の人に見せて、「何をしている会社だと思う?」と聞く
  3. 同じ人に直近3本を続けて見せて、「次は何が出ると思う?」「どういう人がいると思う?」と聞く
  4. その答えを見てから、フォロワー数を何のために追っているのかを1行で書いてみる

4番目が、この記事でいちばんお伝えしたいことです。フォロワー数を追うのをやめろ、という話ではありません。その数字が何のためのものかを決めてから追ってください、という話です。決まっていない数字は、増えても減っても社内の誰も判断に使えません。

もし、送り先の設計そのものを一緒に決める相手が必要でしたら、弊社にご相談いただくこともできます。ご相談で最初にうかがうのは3点です。①どんな人材が欲しいのか ②どこで自社を知ってもらうのか——ホームページなのか、求人媒体なのか、SNSなのか ③リーチをオーガニックで取るのか、広告で取るのか。この2番目が、そのままこの記事の3章③にあたる部分です。なお、この3点は採用を前提にした聞き方です。目的が集客の場合でも、②と③はそのまま使えます。

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この記事を書いた人

株式会社BEEM代表取締役 豊田優人

豊田優人(とよだ・ゆうと)|株式会社BEEM 代表取締役

自社TikTokアカウント群を運用し、100万再生を超えた動画は137本、累計4.61億再生(2026年10月13日時点)。会社アカウントの企画を自ら担当。複数のメディアで取り上げられたほか、大学での登壇歴がある。株式会社BEEMはTikTokの運用支援・広告運用を提供している。

出典

  1. TikTok広告マネージャー ヘルプセンター「動画再生のデータ指標」。「動画視聴数=動画の再生開始回数。再生数は動画インプレッションごとにカウントされ、リプレイは除外されます」等の定義を参照。本記事2章の診断チャートで「再生は出ているか」を確認する際の、再生数の数え方の根拠です。2026年8月3日に記事06・08でURLの実在と当該記載を確認済み(本ページは広告マネージャー側の定義であり、アプリ内インサイトの画面表記と完全に一致するとは限りません) https://ads.tiktok.com/help/article/video-play?lang=ja
  2. TikTok for Business ヘルプセンター「TikTok Oneプロジェクトのレポートについて」。「合計再生時間=ユーザーがプロジェクトまたは動画の視聴に費やした累計時間。」「平均再生時間=プロジェクトまたは動画をユーザーが視聴した平均時間。総再生時間を再生回数で割ることで算出されます。」との定義を参照。本記事では、再生数以外の指標を自社内で比較する際の定義の統一に用いています。2026年8月3日に記事06・08でURLの実在と当該記載を確認済み https://ads.tiktok.com/help/article/about-tiktok-one-campaign-reporting?lang=ja
本文中のデータと、この記事が書いていないことについて
本文中の再生数・エンゲージメント率の集計値は、特記なき限り弊社(株式会社BEEM)の実測データ(自社調べ)に基づきます。集計対象と、原典136行のうち何を使い何を落としたかは8章に開示していますので、あわせてお読みください。自社TikTokアカウント(@beem_official)は公開されているので、いつでも見に行って確かめていただいて大丈夫です。
公開中の投稿から数え直した実績(2026年10月13日時点)は100万再生超え137本・累計4.61億再生で、これは会社アカウント全体の数字です。本文で使っている136本は、動画ごとの数字を転記している記録シートに入っている分で、その合計が2億7,353万回になります。会社アカウント全体(公開中の607本)とは集計の範囲が違うので、数字も一致しません。またエンゲージメント率の算出式はシートに記載がなく、いいね数とコメント数だけでは再現できないため、本文のER値は他社公表値やインサイト画面のERと定義が一致しない可能性があります。
このキーワードに関して、本記事は①フォロワー転換率の実測値 ②フォロー率などの合格ライン ③フォロワー数の天井ごとの原因の違い ④何ヶ月・何本で企画を変えるかの撤退基準 ⑤アカウントを作り直すタイミング ⑥プロフィール整備・毎日投稿が効くかどうかの判定 ⑦弊社自身の開始初期のフォロワー推移を書いていません。①は記録シートにフォロワーの列が無いため、②〜⑦は代表への確認が取れていないためです。該当する質問は2章の診断チャートと10章にそのままの形で並べ、書けない理由と、代わりに手元で確認できることを個別に記載しています。他社記事の一般論を借りて埋めることはしていません。

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