TikTok運用代行の費用はいくら?65社の公式ページを開き、料金が分かった24社の月額相場と個人との違い

TikTok運用代行の費用は月いくら? 65社の公式ページで見た月額と、個人との違い

最終更新日:2026年10月21日
執筆:BeeMedia編集部(株式会社BEEM)/監修:豊田優人(株式会社BEEM 代表取締役)

TikTokの外注を考えはじめた、こんな方へ
  • 「外に頼むといくらかかるのか、何社か見積もりを取って比べて」と社内で頼まれた方
  • 「月10万〜100万円」という相場を見て、何がその差になっているのか分からなかった方
  • 運用代行の会社に頼むか、個人のフリーランスに頼むかで迷っている方
65社の公式ページを開き、料金が分かった24社で見たTikTok運用代行の費用
  • 料金を公式ページに出していたのは65社のうち24社。撮影まで任せるフル代行の入口のプランは月14.2万〜50万円で、中央値は月30万円です
  • 撮影を自社でやり、編集と投稿を任せる形なら、入口は月12万円前後から。撮影を任せるかどうかで、月額はおよそ2.5倍違います
  • 個人(ココナラ・ランサーズの出品22件)は、出品ページの基本料金で中央値5万円。ただ、撮影の扱いが分かった12件のうち、出品者が撮るのは3件だけです
  • 金額を出していた9社(料金非公開の1社を含む)の初期費用は3万〜25万円、中央値10万円。最低契約期間は、書いていた18社のうち9社が6ヶ月です
  • 税別・税込・記載なしが混ざっているので、見積もりは税の扱いをそろえてから並べます

見積もりを頼んだ3社のうち、1社目から返事が届いたとします。月額の欄には「30万円〜」。上司に「これ、高いの?安いの?」と聞かれたら、何を根拠に答えるでしょうか。

公式ページで料金を出している会社と比べるなら、撮影まで任せる形の入口のプランは、中央値がちょうど月30万円です。撮影は自社でやり、編集と投稿を任せる形なら、月12万円前後から始まります。同じ30万円でも、撮影が入っていれば真ん中、入っていなければ撮影なしの真ん中の倍を超える金額です。

個人のフリーランスに頼めばもっと安い、という話もよく目にします。出品の基本料金は約5万円が真ん中ですが、多くは「撮影は頼む側がする」前提の値段で、会社の撮影込みとは中身が違います。

この記事で使う数字は、TikTok・ショート動画の運用代行をうたう65社の公式ページと、ココナラ・ランサーズの出品22件を、BeeMedia編集部で1件ずつ開いて確かめたものです(2026年10月21日)。比較サイトやまとめ記事の数字は使っていません。

TikTok運用代行の費用は月いくら?撮影込みの入口プランは中央値30万円

届いた見積もりを並べる前に見たいのは、撮影が月額に入っているかどうかです。料金表まで出していた15社のプランを任せる作業の範囲で①〜④に分け、それぞれの入口のプラン(その範囲でいちばん安いプラン)の月額を並べると、次のようになります。範囲ごとにプランを持っている会社は、それぞれの範囲で1社と数えています。

任せる作業の範囲 社数 入口の月額(最小〜最大) 中央値 撮影 主な中身
① コンサル・企画のみ 4社 10万〜20万円 10万円 しない(動画は自社で作る) 戦略・企画・レポート・投稿の段取り
② 編集込み・撮影なし 4社 12万〜50万円 12.25万円 自社で撮るか、別料金(1日7万〜10万円などのオプション) 企画・編集・投稿
③ 撮影込みのフル代行 12社 14.2万〜50万円 30万円 込み(月1回の会社が多い) 企画・台本・撮影・編集・投稿・分析
④ 広告運用込み 4社 15万〜70万円 46万円 会社による(別料金の会社もある) ③の中身にTikTok広告の運用を足したもの(広告費は別が基本)

BeeMedia編集部調べ(各社の公式ページ・2026年10月21日確認)。月額は各社の表記のままで、税別・税込・記載なしが混ざっています(料金表を出していた15社では、税別・税抜が10社、税込が1社、記載なしが4社)。「月◯万円〜」と一行だけ書いている会社と成果報酬型は、この表に入れていません。会社ごとの金額と確認したページは記事末にまとめています。

任せる範囲ごとの入口のプランの月額。①コンサル・企画のみ10万〜20万円(中央値10万円)、②編集込み・撮影なし12万〜50万円(12.25万円)、③撮影込みのフル代行14.2万〜50万円(30万円)、④広告運用込み15万〜70万円(46万円)

撮影込みの見積もりが月15万円前後なら、③の中では低い側です。50万円なら、③の入口の中では上の端にあたります(広告運用まで入る④には、入口が70万円のプランもあります)。

表の中でいちばん大きな段差は、②と③のあいだにあります。撮影まで任せる③の中央値30万円は、撮影を自社でやる②の入口(12万円前後)の約2.5倍。撮影を外に任せるかどうかで、月額の水準がひとつ変わります。金額の比較は、撮影の有無をそろえてからでないと始められません。

③に、「月15万円〜」「月20万円から」と一行だけ書いている2社を足して14社にしても、中央値は29万円で、ほとんど動きません。料金表の上位のプランまで含めると、いちばん高かったのは月82万円(ショート動画の運用に、広告とインフルエンサーの手配まで付いたプラン)。月80万円以上のプランを持つ会社は4社ありました。

①の「コンサル・企画のみ」は、動画を作る手は自社に残す形です。外の会社にどこまで入ってもらうかを先に考えたい場合は、TikTokコンサルは必要かの記事も判断の材料になります。

65社の公式ページを開いて、料金が載っていたのは24社。大手はほぼ非公開

1章の表は、料金を出していた会社だけで作っています。では、出していない会社はどれくらいあるのか。開いた65社は、料金の載り方で次の3つに分かれます。

  • 料金を公式ページで確かめられた:24社(37%)。プラン名と金額の料金表が15社、「月◯万円〜」の一行だけが7社、成果報酬型が2社
  • 料金を載せていない(要問い合わせ・資料請求):28社(43%)
  • ページを確かめられなかった:13社(20%)。本文が表示されない、ドメインがつながらない、料金が画像で読めない、公式のURLが特定できない、といった理由です
65社の公式ページでの料金の載り方。料金を確認できた24社(37%)、料金を載せていない28社(43%)、ページを確かめられなかった13社(20%)

ページを開けた52社に絞ると、料金を出していたのは46%、出していなかったのは54%。半分を超える会社は、問い合わせるまで金額が分かりません。このほか、開いてみたら制作だけを請け負う会社や、TikTokの運用代行が見当たらなかった会社が15社あり、65社には数えていません。

「大手の料金が入っていないなら、これは中小の会社の相場でしかないのでは」

大手やTikTok公式パートナー系の会社を見ると、studio15、TORIHADA、Leading Communication、SBIスターミュージック・エンタテインメント(Star Creation)、ホリプロデジタルエンターテインメント、DYMのいずれも、確認した範囲では料金を載せていません。大手で金額が分かったのは「月50万円〜」と一行だけ書いていた2社で、そのうち1社は自社メディアの記事の中での記載です。公開している24社は中小や特定の分野に特化した会社に偏っていて、1章の表もその偏りを含んだまま並べた数字です。

公開されている金額にも、読むときの注意があります。「月30万円〜」のように「〜」が付いた最低価格が多く、本数を増やす、撮影の回数を増やす、出演者を手配する、といった条件で実際の見積もりはここから上がります。同じ会社のページの中で、料金表とよくある質問の欄、見出しと掲載プランというように、金額が食い違っていた例も3社ありました。この記事では、料金表(掲載プラン)の側の数字を採っています。

税の書き方もそろっていないので、この記事の数字は、各社の表記をそのまま写し、公開している会社の分だけを並べたものです。統計の意味での相場ではないことは、上司に渡すときに一言添えてください。

検索上位の記事どうしを読み比べると、会社に頼む場合の相場だけでも「月10万〜100万円」「月20万〜100万円」「月20万〜150万円」と幅がずれ、運用全般なら「月30万〜60万円」とする記事もあります。個人に頼む場合は、下は「月2万円〜」、上は「月50万円」まで、25倍ほどの開きがありました(2026年10月21日時点)。どの記事を上司に見せるかで、話の前提が変わってしまう開きです。この記事の母数は24社と小さいものの、どの会社のどのページの数字なのかを記事末にすべて載せています。

同じ撮影込みで14.2万円と50万円。月額の差を生んでいるもの

同じ③の撮影込みでも、入口が月14.2万円の会社と月50万円の会社があります。差を生んでいるものを、月額を本数で割るところからほどいていきます。

1本あたりにすると、撮影込みで中央値5.0万円

月額を本数で割って、撮影込みで1本5万円前後なら、公開料金の真ん中あたりです。月の本数を公表している撮影込み(③)の11社で入口のプランを割ると、1本2.7万〜10万円で、中央値は1本5.0万円。撮影なし(②)の3社なら、1本1.2万〜6.25万円で中央値は3.0万円。

同じ会社の中では、本数の多いプランほど1本あたりは安くなります。撮影1日と編集を組み合わせて料金を出しているLumii(2026年10月21日時点で、新規の問い合わせは停止中と記載)は、月4本で27万円、8本で39万円、12本で51万円(税抜)。1本あたりに直すと、6.8万円から4.3万円まで下がります。月額だけを横に並べると、この関係は見えなくなります。

運用は頼まず、動画を作るところだけを外に出す場合の単価も、いくつかの会社が公式ページに載せています。撮影と編集で1本2.5万〜3万円、編集だけなら1本1.3万〜3万円、撮影だけを単独で頼むと1日10万〜15万円です(税は各社の表記のまま)。企画や投稿、分析は、この単価には入っていません。

月4本で足りるのか、8本ほしいのかは、社内で続けられるペースと一緒に決めたいところです。ほかの企業アカウントがどれくらいのペースで投稿しているかは、TikTok企業アカウントの始め方と、他社の「ふつう」の数字にまとめています。

撮影は「月1回」が多く、日単位なら1日7万〜15万円

撮影の回数は、撮影込みのプランでも月1回という会社が多く見られました。撮影を日単位の別料金にしている会社なら、1日7万〜15万円の範囲です(半日8万円という出し方もあります)。

撮影くらいなら、うちの若手がスマホで撮れるけれど。

そう考えた方には、②の形が候補になります。撮影込みの③でも、スマートフォンでの撮影を前提にしている会社がありました。社内で撮る場合の段取りはTikTok動画の作り方で、企画から投稿までの流れとして書いています。

初期費用は金額を書かない会社が多く、最低契約期間は6ヶ月が中心

月額の下の行まで目を通すと、初期費用と最低契約期間が出てきます。どちらも、公式ページで書かれ方がずいぶん違う項目です。

初期費用を金額で出していたのは、料金を公開していない1社も含めて9社。幅は3万〜25万円、中央値は10万円です。24社(料金を公開している会社)に限ると、金額まで書いていたのは8社、0円と書いていたのが成果報酬型の1社で、残る15社は金額が書かれていません(「見積もり時に提示」「別途」といった書き方を含みます)。

最低契約期間は反対に、書いている会社のほうが多めです。期間を書いていたのは料金を公開している24社のうち15社で、料金は非公開でも期間だけは書いている3社を足すと18社。内訳は3ヶ月が6社、6ヶ月が9社、12ヶ月が2社、期間なしが1社で、半分が6ヶ月です。

初期費用が3万円の会社もあれば25万円の会社もあり、最低契約も期間なしから12ヶ月まで開いています。月額の比較だけでは、解約できるまでに払う額は見えません。どちらも、見積もりの段階で必ず金額と期間を書いてもらってください。見積書の行を工程ごとに読み替えて、期間をそろえた総額で並べる手順は、TikTok運用代行とは(中身の7工程と見積書の読み替え方)で一段ずつ扱っています。

広告運用込みでも、広告費は別

④の広告運用込みは、入口の中央値が月46万円です。ここに入っているのは広告を設定して回す作業の分で、広告費そのものは別にかかるのが基本でした。広告出稿費10万円を月額に含めているプラン(JPCのスタンダード、月42万円〜・税別)のような例もありますが、例外にあたります。広告費そのものの目安はTikTok広告の費用の記事で扱っています。

再生数で払う成果報酬型は、「月の上限」とセットで見る

3社のうち1社が「再生された分だけ払う」形で提案してきたら、月額の見積もりと同じ物差しには載りません。先に見るのは単価より、月の上限です。公式ページに単価や上限まで出していた2社を並べておきます(2026年10月21日確認)。

  • Givee(TriVee):1再生4円。固定の月額と初期費用は0円で、月の上限は40万円。月10本、企画から投稿まで。合計1万再生に届かない月は0円
  • BELL:再生数に応じた料金+成果報酬(1再生の単価は記載なし)。月の上限はプランごとに30万〜50万円で、月4本または6本。3ヶ月のお試し契約あり

再生されなければ払わずに済むなら、こちらのほうが得なのでは。そう感じるかもしれませんが、どちらにも月の上限があります。上限まで再生された月は30万〜50万円で、撮影込みのフル代行(③)と同じくらいの水準です。

1再生4円の会社で言えば、上限の40万円に届くのは月10万再生のところです(40万円÷4円)。それより多く再生された月も、支払いは40万円で止まります。再生が安定して伸びてくるほど、支払いは固定の月額で頼んだときと変わらない額に近づいていきます。

成果報酬を「1フォロワーあたり◯円」で出している会社は、今回の公式ページでは見つかりませんでした。検索上位の記事にはフォロワー単価の相場も出てきますが、出典が示されたものは見当たりません。成果報酬の提案では、単価と月の上限の2つが書面に入っているかを確かめます。

TikTok運用代行を個人に頼むと、基本料金は約5万円。ただし撮影まで引き受ける出品は少ない

個人の見積もりを会社の見積もりと同じ表に入れるなら、その値段に撮影が入っているかどうかが分かれ目になります。ココナラとランサーズで、TikTokのアカウント運用(編集と投稿を含む)を請け負う出品22件を、2026年10月21日に1件ずつ開きました(ココナラ19件・ランサーズ3件。法人の出品は外しています)。

値段は、出品ページの基本料金(いちばん安いプラン)で見ています。多くは1ヶ月分の運用ですが、「3本で2.4万円」「お試し1ヶ月2本」のように、月額で決まっていない出品も混ざります。並べると中央値は5万円で、最小1,500円、最大75万円と散らばってはいるものの、22件のうち16件が2.2万〜8万円の間に収まります。1万円を下回る3件はお試しの入口価格とみられ、除いた19件でも中央値は5万円のままです。

会社の撮影込みが30万円で、個人が5万円。6分の1で済むなら、個人で十分では?

その比べ方だと、撮影の分が抜け落ちてしまいます。撮影の扱いを確かめられた12件のうち、基本料金に出品者の撮影が入っていたのは3件だけ。残りの9件は、頼む会社がスマホなどで撮った素材を渡す形か、撮影はオプション・要相談です。個人の約5万円は、多くが「撮影は自社、編集と投稿まで」の値段だと考えたほうが、実態に近いでしょう。

会社・撮影込み(③) 会社・撮影なし(②) 個人(ココナラ・ランサーズ)
数えた数 12社 4社 22件
入口の価格の中央値 月30万円 月12.25万円 5万円(基本料金)
入口の価格の幅 月14.2万〜50万円 月12万〜50万円 1,500円〜75万円(16件は2.2万〜8万円)
1本あたりの中央値 5.0万円(11社) 3.0万円(3社) 約1.0万円(10件)
撮影 込み(月1回の会社が多い) 自社で撮るか、別料金 確かめた12件のうち、出品者が撮るのは3件

会社は各社の公式ページ、個人はココナラ・ランサーズの出品ページで確認(いずれも2026年10月21日)。個人の価格は出品ページの基本料金(いちばん安いプラン)で、月額で決まっていない出品も含みます。1本あたりは、本数が分かるものだけで計算しています。税は各表記のままです。

1本あたりの中央値。会社・撮影込み5.0万円(11社)、会社・撮影なし3.0万円(3社)、個人の出品約1.0万円(10件)。個人で出品者が撮影するのは、撮影の扱いが分かった12件のうち3件

1本あたりで見ると、個人は約1.0万円で、会社の撮影込み(5.0万円)の約5分の1。その差には、撮影する人の手間がまるごと入っています。並べるなら、個人の出品は会社の②(撮影なし)の列と比べるほうが、中身がそろいます。

会社か個人かは、値段の前に、社内にどこまで手があるかで決まりやすいところです。

  • 撮影できる人と時間が社内にあり、企画も社内で出せる:個人の出品や②の形でも回せる
  • 撮影の手はあるが、何を撮るかが決まらない:企画まで請け負う出品か、①・②の会社
  • 撮影も企画も手が回らない:③の撮影込み。個人にも撮影込みの出品はあるが、確かめた範囲では少数

個人の出品は、探し方にも癖があります。ココナラで「TikTok運用代行」と検索すると911件出てきますが、フォロワーや再生回数を増やすサービスが多く混ざっていて、アカウント運用の出品はその一部です。ランサーズは「受付休止中」と表示された出品が多く、クラウドワークスは一覧が表示されず確かめられませんでした。撮影まで請け負う出品には、撮影できる地域(大阪・関西など)が書かれているものもあります。

なお、「TikTok 運用代行 個人」で調べると、個人のクリエイター向けの運用代行サービスも出てきます。この章で扱ったのは、会社が個人に頼む場合の値段です。

3社の見積もりがそろったら、この記事の数字に当てはめて読む

見積もりを3社から取っても、任せる範囲がそろっていなければ、高い安いは決められません。届いた見積もりを1社ずつ、次の6つでこの記事の数字に当てはめてみてください。

確かめること 見積書のどこを見るか この記事の数字との当て方
1 任せる範囲は①〜④のどれか 撮影と広告運用が月額に入っているか 入口の中央値は①10万円・②12.25万円・③30万円・④46万円。同じ範囲どうしで比べる
2 1本あたりはいくらか 月額と月の本数 撮影込みなら1本2.7万〜10万円(中央値5.0万円)、撮影なしなら1.2万〜6.25万円(中央値3.0万円)
3 「〜」の金額は、何で上がるか 本数・撮影回数・出演者の条件 公開されている金額の多くは最低価格。上がる条件と、上がったあとの金額を書いてもらう
4 税別か税込か 金額の横の表記 料金表を出す15社でも、税別・税抜10社、税込1社、記載なし4社。どちらかにそろえてから並べる
5 初期費用と最低契約期間 契約条件の欄 初期費用は3万〜25万円(中央値10万円)、最低契約は6ヶ月が最多。解約できるまでの総額で見る
6 成果報酬なら、月の上限 料金体系の説明 公式に出していた2社の上限は月30万〜50万円で、③と同じ水準

5番目の総額は、この記事の真ん中の数字を当てると、月30万円・最低6ヶ月・初期費用10万円で190万円(30万円×6ヶ月+10万円)です。期間をそろえた総額の出し方は、先ほどのTikTok運用代行とはの記事に手順があります。

外注の目的が採用なら、採用に特化した会社の料金や、広告費まで含めた総額の考え方は、SNS採用の費用と運用代行の相場の記事で採用目的に絞って扱っています。

TikTokの外注費用で、よく聞かれること

今回料金を確かめた24社では、固定の月額で月10万円を下回る入口のプランは見つかりませんでした。いちばん安いのはコンサル・企画のみ(①)の月10万円で、撮影なしで編集と投稿まで入る②の入口は月12万円からです。

5万円前後は、個人の出品の基本料金の中央値にあたる価格帯です。成果報酬型なら再生が少ない月の支払いは小さくなり、1再生4円の会社では合計1万再生に届かない月は0円です。ただし上限まで再生された月の支払いは40万円です。

広告運用込みのプランでも、広告費は別にかかるのが基本です。月額に入っているのは、広告を設定して回す作業の分。広告出稿費10万円を月額に含めたプランもありましたが、例外的です。

広告費とは別に、運用の手数料を広告費の割合で決めている会社もありました(広告費の20%・最低10万円、広告の実費が50万円を超えた分の10%、など)。広告費の考え方はTikTok広告の費用の記事にあります。

大手で料金を公式ページに出している会社はほとんどなく、金額が分かったのは「月50万円〜」と書いていた2社だけでした(そのうち1社は自社メディアの記事内での記載)。大手の金額は、見積もりを取らないと分かりません。

大手から見積もりが届いたら、まず①〜④のどれに当たるかを決めてください。範囲が分かれば、この記事の公開料金と同じ表に並べられます。

0円と書いていたのは、成果報酬型の1社でした。金額で出していた9社(料金そのものは非公開の1社を含む)は、3万〜25万円の範囲です。

初期費用の金額まで書いているのは、料金を公開している24社でも8社だけです。「初期費用はかかるか、何に対する費用か」は、見積もりの段階で聞いておくと、契約の直前で金額が増えるのを防げます。

最低契約期間を公式ページに書いていた18社(料金は非公開でも期間だけ書いていた3社を含む)のうち、3ヶ月は6社です。2本だけのトライアル(総額15万円・税込)、3ヶ月のお試し契約、3ヶ月のトライアルから始める形など、短く試す入口を公式ページに載せている会社もあります。

いちばん多いのは6ヶ月です。短く試したいなら、見積もりを頼む時点で「3ヶ月で区切れるか」を条件に入れてください。6ヶ月が前提の会社は、その時点で候補から外れます。

TikTok用の動画をInstagramやYouTubeショートにも転用するプランを、上位のプランとして用意している会社がありました。Shinkerの例では、月4本・19万円の入口に対して、Instagramへの転用とコンサルが付くプランは月6本・33万円、YouTubeへの転用と広告運用まで付くプランは月8本・50万円です(税別)。

媒体が増えると本数と作業も増えるので、TikTokだけの見積もりと並べるときは、媒体の数をそろえてから比べてください。

3社に見積もりを頼む前に、社内でそろえておく2つのこと

3社の見積もりに撮影込みのものと撮影なしのものが混ざると、1章で見た約2.5倍の段差が、そのまま会社どうしの差に見えてしまいます。高いほうの会社が割高なのではなく、任せる範囲が違うだけ、ということが起こり得るわけです。

頼む前に社内でそろえておきたいのは、撮影の担当と月の本数の2つです。この2つが決まれば、①〜④のどの範囲でお願いするかも決まり、3社の見積もりが同じ土俵に並びます。上司への最初の返事も「撮影まで任せれば月30万円前後、社内で撮れば月12万円前後から」と、範囲つきで言えるようになります。

  1. 撮影を社内でやるか、外に任せるかを決める
  2. 月に何本ほしいかの目安を決める(月4本・8本・12本など)
  3. 同じ範囲・同じ本数で3社に見積もりを頼み、6章の6項目で並べる

撮影も企画も社内の手が足りず、どの範囲を外に出すかの線が引けないなら、その整理からBEEMのTikTok運用代行に持ち込んでいただいてもかまいません。BEEMは自社のアカウント(@beem_official)で、公開607本・累計4.61億再生、100万再生を超えた動画137本、フォロワー約47万人(2026年10月13日時点)の運用を続けている会社です。なお、BEEM自身の料金は、この記事の65社の集計には入れていません。

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この記事の監修者

株式会社BEEM代表取締役 豊田優人

豊田優人(とよだ・ゆうと)|株式会社BEEM 代表取締役

フォロワー約47万人の会社アカウント(@beem_official)を運用。公開中の607本で累計4.61億回再生、100万再生を超えた動画は137本(2026年10月13日時点)。株式会社BEEMは、企業のTikTok運用代行・広告運用・採用支援を提供している。

65社の公式ページと22件の出品を、どう開いてどう数えたか

会社の料金は、TikTok・ショート動画の運用代行をうたう65社の公式ページ(自社サイト・自社メディア・自社のお知らせ)を、編集部で2026年10月21日に開いて確かめたものです。比較サイトやまとめ記事は会社の候補を探すときにだけ使い、その数字は使っていません。料金を確認できたのは24社、非公開28社、ページを確かめられなかった13社です。制作だけの会社など15社は数に入れていません。

1章の表は、料金表を出していた15社の入口のプラン(その範囲でいちばん安いプラン)の月額で、複数の範囲にプランを持つ会社は範囲ごとに数えています。「月◯万円〜」の一行だけの7社と成果報酬型の2社は表に入れていません(一行だけのうち撮影込みと分かる2社を足した場合の中央値は、本文に別に書きました)。同じページの中で金額が食い違っていた3社(料金表とよくある質問の欄が2社、見出しと掲載プランが1社)は、料金表・掲載プランの側を採っています。税別・税込・記載なしは各社の表記のままです。3章の「制作だけ」の単価は、運用代行の母数とは別に、公式ページに単価を載せていた会社から拾った参考値です。

個人の値段は、同じ日にココナラとランサーズの出品ページを開いて確かめた22件で、出品ページの基本料金(いちばん安いプラン)です。ココナラは検索結果の1〜2ページ目から、TikTokのアカウント運用の出品だけを拾いました。ランサーズは一覧が表示されない部分があり、クラウドワークスは一覧を確かめられませんでした。個人の相場の統計ではありません。

この記事の数字は、公開している会社と出品を並べた結果で、業界全体の平均ではありません。大手の料金、料金と成果(再生数や問い合わせ)の関係は、この調べ方では分かりません。BEEMの料金は調べておらず、集計にも入れていません。

プラン名と金額の料金表を出していた15社

  • ニチヨウビ(ノックデザイン):ライト月28万円〜/スタンダード48万円〜/プレミアム60万円〜(税別・自社メディアの記事内の自社料金)公式ページ
  • マジカル株式会社:スタンダード月35万円/グロース48万円(税込)、トライアル2本15万円(総額)、初期費用66,000円(税込)公式ページ
  • movis:ライト月12万円(撮影なし)/スタンダード27万円/カスタム30万円(大阪の価格・税の記載なし)公式ページ
  • 合同会社SNAPLACE:ディレクション月10万円〜/スタンダード12.5万円〜/フル15万円〜(税別)公式ページ
  • 株式会社JPC:SNS運用 CASE01 月10万円〜/CASE03 30万円〜、ショート動画マーケ シンプル30万円〜/スタンダード42万円〜/プレミアム82万円〜(税別)公式ページ
  • 株式会社AtoOne(Mteam):ライト月30万円〜/スタンダード50万円〜/プレミアム80万円〜(税抜・料金表の値)、初期費用10万円公式ページ
  • 株式会社Epace:ライト月50万円〜/スタンダード70万円〜/プレミアム80万円〜(税の記載なし)、初期費用20万円公式ページ
  • 株式会社フェリエスト:ミニマム月30万円/スタンダード50万円/プレミアム80万円(税別)公式ページ
  • TaTap:コンサル・進行 月10万円(単独契約可)、ショート動画運用と合わせて最小月30万円(4本)/標準50万円(8本)(税別)、初期費用10万円公式ページ
  • 株式会社フルスピード(growthseed):コンサルティング月20万円/ライティングサポート50万円〜/プレミアム60万円〜(税抜)公式ページ
  • Lumii:撮影1日+編集 月4本27万円/8本39万円/12本51万円(税抜・新規問い合わせ停止中と記載)公式ページ
  • solezore:ライト月14.2万円(4本)/スタンダード27万円(8本)(税の記載なし)、初期費用3万円公式ページ
  • freedoor:ライト月12万円〜/スタンダード15万円〜/プレミアム18万円〜(税抜・料金表の値)公式ページ
  • asnaro7676.com:ライト月30万円/スタンダード35万円/カスタム40万円(月額は税の記載なし)、初期費用20万円(税抜)公式ページ
  • 株式会社Shinker:エコノミー月19万円/スタンダード33万円/プレミアム50万円(税別・掲載プランの値)公式ページ

「月◯万円〜」の一行だけを出していた7社(税の扱いは記載なし、または未確認)

  • 株式会社アンドゼン:15万円〜公式ページ
  • Recruit ONE(株式会社ADDICT ONE):月額20万円から公式ページ
  • 株式会社AandI:月額25万円〜公式ページ
  • 株式会社サイバー・バズ(BRIDGE):TikTok運用プラン 500,000円〜(月額かどうか、税別か税込かとも記載なし)公式ページ
  • 株式会社pamxy:月額40万〜(自社メディアの記事内の記載)公式ページ
  • 株式会社コムニコ:運用代行は月額50万円〜(自社メディアの記事内の記載)公式ページ
  • CARAFUL株式会社:月額30万円(TikTok Shop向け。1章の表からは外した)公式ページ

成果報酬型の2社(税の扱いは記載なし、または未確認)

  • Givee(TriVee):1再生4円・月の上限40万円・月額と初期費用0円公式ページ
  • 株式会社BELL:再生数課金+成果報酬・月の上限30万〜50万円公式ページ

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